100切りマニュアル

レベル別マニュアル

みなさん、ゴルフ楽しんでいますか?
夏が終わり、季節のいい時期になりました。個人的には、10月11月が、絶好のゴルフシーズンです。

さて、今回は、アマチュアゴルファーの最初の壁「100切り」についてのお話です。

100切りはナイスな目標設定

100切りは、簡単なハードルではないと考えています。コツコツ積み上げていくことができないと、安定して100を切る事ができないまま、ゴルフ人生を終えてしまうのではないかと思えるほどです。

もしかしたら、ゴルフを初めて数か月以内に100を切ったよ。という話を聞いたことがあるかもしれません。そういう方は、一定数はいるかもしれませんが、ほとんどが、なかなか100を切れずに、モンモンとした日々を数年間過ごして、やっとの思いで90台を達成しているものと思われますので、なかなか100を切れない方も安心しましょう。それが普通なんです。

しかしながら、100切りは簡単なハードルではないのですが、必ず超えられるハードルでもあるんです。だからこそ、ゴルフを始めた方にとって、「100切り」というのは、とってもいい目標設定なのです。

必ず超えられるハードルであるにもかかわらず、達成した時の喜びは、とてつもなく快感です。そういう意味でも、「100切り」というのは、とってもいい目標設定なのです。そして会社のコンペなどで、順位表を見たときに、やはり自分の行が、グロスで2桁の場合、気分がいいものです。

頑張って90台を目指していきましょう。

100切りに必要なラウンド数

私が思う100切りに必要なラウンド数は、「月に1.5ラウンド」です。これは、1,2年で100を切るということを前提とした数字です。5年10年という長いスパンで考えた場合は、月に1ラウンド未満でもいつかは100が切れると思いますが、今回は、1,2年の間に100を切るという前提でお話させていただきます。

なぜ1,2年という期間を設定するかというと、単純にモチベーションが高い時期だからです。年齢を問わず、ゴルフを始めたばかりの時、みなさんゴルフにハマり、練習したくてしょうがない気持ちになりませんでしたか?そして私の周りを見渡してみると、その気持ちは、おおよそ1,2年続くんです。その間にどんどんスコアアップしていく人は、その後もゴルフ熱が上がっていき、練習を繰り返すという好循環に。逆に、1年、2年を終え、5年目あたりを迎えた頃、まだ90台が全く見えていない人というのは、ゴルフ熱が下がってしまい、中にはゴルフから離れてしまう人もいるように思います。自分には、ゴルフの才能が無い。ゴルフは向いていない。なんて言葉をよく耳にします。もちろん才能が無いなんてことはなく、コツコツ積み上げていくことができれば、必ずスコアアップしていけますよ。

「月に1.5ランド」は年間にすると、18ラウンドです。ゴルフを始めたばかり頃は、自分からラウンドに誘うより、誘われる回数の方が多いと思います。ここは自分から積極的に行動して、年間18ラウンドを目標にしましょう。理想は、コンスタントに、3,4週間隔でラウンドするのがいいと思います。数ヶ月先の予定まで先に埋めることが出来れば最高です。これもモチベーションの話になるのですが、次のラウンドが決まっている状態と、決まっていない状態というのは、前者の方が練習しようという気持ちになるのです。自分で、「練習しようという気持ち」を作っていくのも大事なことです。

もちろんラウンド数が多いに越したことはありません。たくさんラウンド出来る方は、どんどんラウンドして、たくさん経験値を積んでいきましょう。当たり前ですが、年間10回ラウンドする人と、年間20回ラウンドする人を比較すると、後者の方が、チャンスも2倍なら、経験値を積むのも2倍です。

100切りに必要な練習量

こちらも1,2年以内に90台を達成する前提での練習量です。私が思う必要な練習量は、「週に1回の打ちっぱなし+毎日20分のゴルフ習慣」。たくさん打ちっぱなしに行ける人は、行った方がいいと思いますが、私が打ちっぱなしよりも大事だと感じているのが、「毎日20分のゴルフ習慣」です。

球を打つことに慣れるのも大事です。しかし球を打つだけが上達の近道ではありません。私が毎日20分のゴルフ習慣でやっていることは、

・スイング作り(クラブがなくても、体の動きをチェック可能)
・部屋でパター練習
・アプローチ(数メートルでいいので、庭でアプローチできる環境があれば最高)
・素振り

このようなことを、毎日20分、習慣として行うようにしています。実際のところ、0分の日もあれば、30分、60分の日もありますが、目標としては、「毎日20分のゴルフ習慣」としています。

テイクバックの記事を書いておりますが、例えば、こんなことをやっています。

他にも、朝起きた時に、鏡の前で、アドレスのチェックだけでもしてみる。とか、会社でトイレに行った時に、テイクバックのチェックをしてみるとか。帰宅後に、パターや素振りをやるとか。わざわざ準備運動をしなくてもできる内容で構わないんです。毎日20分のゴルフ習慣がついてくると、大きな収穫を得ることが出来ると信じています。西川きよしではありませんが、「小さなことからコツコツと!」

まずは、自宅のリビングにパターを一本置かせてもらうよう、奥さんと交渉することから始めましょう笑

100切りに必要な技術

私が思う、90台達成のための技術は、スバリ3つです。

1.アプローチ(100ヤード以内)
2.ドライバー
3.パッティング

そして、ホールを攻めていく上での戦略は・・・・!

①アプローチ(100ヤード以内)

これはもう言わずもがな。グリーンに近づくほど、精度を上げていくというのが、ゴルフの鉄則です。100ヤード以内よりもグリーン周りのアプローチの方が重要度は上がります。打ちっぱなしに行かれる方は、練習の6割は、100ヤード以内の練習に充てるのがいいと思います。同じターゲットに対して、10球連続で狙ってみるのもよし。慣れてくると、練習場によってはグリーンやヤード看板があると思いますので、100ヤードを狙い、その次は、80ヤード、50ヤード、30ヤードといった風に、都度ターゲットを変えて、練習するものいいかと思います。

この練習は、量をこなして、どんどん精度を高めてください。ちなみにこの技術は、80台、70台を狙う時も、より高精度で必要になってくる技術です。やり過ぎてNGということは全くないので、やれるだけやってください。グリーン周りの数ヤードのアプローチは、自宅で練習できるようになれば、上達への心強い環境になります。ロストボール、マット購入の費用は伴いますが、その後は、庭での練習は、何発打ってもタダなんです。なんと魅力的!

②ドライバー

私はティーショットでは、積極的にドライバーで打つようにしています。私が飛距離で出る方でないというものありますが、やはりティーショットはドライバーで打ちたくないですか?よほどコースが狭くて短いとか。よほど自信がない日を除いて、積極的にドライバーでティーショットした方がいいと考えています。一番飛ぶクラブですし、ドライバーでかっ飛ばすというのは、ゴルフの醍醐味でもありますので、どんどんドライバーを使っていきましょう!

100切り達成のためのティーショットに関する注意点は、一点のみです。「はじめチョロチョロ」でいいんです。100点ショットに越したことはありませんが、50点ショットで十分です。男性の場合ですと、「150~200ヤードの距離が出て、OBではない」これで十分なのです。しかし、たまにはOBも打っていいんですよ。70台で回る人も、普通にOB打つんですから。気負いすぎず、楽な気持ちで、どんどんドライバーを使っていきましょう。ドライバーもコースでどんどん使わないと上手くなりません。

③パッティング

最後に、パッティング。こちらも重要課題。「終わり良ければ全てよし」これはグリーン周りのことを指していますが、もっとも終わりに近いパッティングのことです。100切りを目標にしていることは、40パットくらいしていませんか?やはり最低でも36パットは切れるようにしましょう。たとえ、アプローチが1メートルに寄ったとしても、それが入らなければ、パー、ボギーは取れません。

プロでも1メートルの成功率は9割で、1割は外すと言います。それくらい難しい距離なんですよ。という意味ですが、私たちアマチュア、もっと言えば、100切りを目標にしているアマチュアだと、1メートルは5割ほど外してるのではないかと思います。難しい距離とは承知の上で、2m以内は全部1パットで入れる。くらいの気持ちが必要です。実際2メートルは入ってもおかしくない距離であり、簡単に外す距離でもあります。そして2メートルが多くカップインすると、スコアはめちゃくちゃ縮まります。

ロングパットももちろん重要ですが、90台達成という目標でいくと、自宅でもできるショートパットから取り組むのがいいでしょう。部屋の中でできる練習なので、「毎日20分のゴルフ習慣」にどんどん取り入れていきましょう。

おわりに

今回は、私の100切りに関する考えをお話させていただきました。みなさんも、社会人、子育て世代、妻の顔色をうかがいながら。となかなか忙しい日々を過ごされていると思いますが、その中で、この記事が、少しでもゴルフ時間の確保、モチベーション向上につながれば幸いです。みなさん、上達は精神論、ガッツでいきましょう♪

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