さて、ラウンド前の練習についてのお話です。コースのラウンド前の練習って、大体1カゴ20~30球ですよね?2カゴ練習される方もいらっしゃるかと思いますが、今回は、1カゴ25球だとして、その1カゴをラウンド前に打つ場合、どんな練習をするかと考えてみたいと思います。
ラウンド前の練習の一番の目的
すばり、一番の目的は、「準備運動」です。スイングの練習をする訳ではありません。実は私も以前は、ラウンド前の練習で、いわゆる練習をしており、調子がいいとか悪いとか思っている時期がありました。ただ、朝の練習が準備運動と割り切れるようになってから、スタートホールに行くまでの気持ちが安定してきたように思います。朝の練習が準備運動と割り切れた理由は2つあります。
理由1:年をとってきたこと(笑)
私は今年で、42歳になります。3年ほど前までは、筋トレやジョギングをしておりました。筋トレは、細々と継続しておりますが、ジョギングについては、膝が痛くなってしまい、走れなくなってきました(泣)。40歳を過ぎたあたりから、体力の衰えを感じる日々。腰痛持ちでもあり、ぎっくり腰も2回経験しました。ぎっくり腰は、ほんとに魔女の一撃。。。一瞬で腰が固まります。
ということで、体が衰えてきたせいで、朝の練習が準備運動と思えるようになったのです。というより、準備運動に時間を割くようになってきたというのが正解かもしれません。20代のころは、打ちっぱなしに行っても、なんの準備運動もなく、いきなりドライバーを打つこともあった記憶があります。今はそんなこと絶対に出来ません(笑)。腰が砕けるので、しようとも思いません。年の功で、いい球を打つより、25球使ってしっかり体をほぐすということに重きを置けるようになったのです。
理由2:普段の練習が素振りになったこと
そして、もう一つの理由が、普段の練習で球を打たなくなったことです。打ちっぱなしに行っていた頃は、打ちっぱなしで球の行方を気にして、真っすぐ行かないとか、スライスするとか考えて練習していました。その考えのまま、ラウンド前の練習も行っていました。スライスが出るから、ここを変えてみようとか。そんなことばかり考えていました。
普段の練習で、球の行方を気にすることが全く無くなった(素振りしかしないから)おかげで、練習で球の行方を気にするという意識が、昔に比べ、ずいぶん軽減されています。これは、間違いなく素振りのいい効果の一つです。
だって、よく考えてみて下さい。朝の練習の調子とラウンドの調子、これみなさん比例していますか?朝調子よかったのに、コースだと全然ダメ。もしくは、朝調子悪かったのに、コースに出たら意外とよかった。なんて経験ないですか?
上級者の方は、朝の調子とラウンドの調子は比例するかもしれません。しかし、我々レベルだと比例しないものだと考えています。つまり、朝の練習で、うまく当たらなくても実はスコアに大きな影響はないのです。そういうメンタルで朝を過ごせると気持ちも楽ですよ。
私の25球の使い方
繰り返しですが、私の場合、体をほぐすことが目的なので、まず、普通にストレッチから始めます。その後は以下の感じです。
5球 ウェッジでスロースイング
5球 9アイアンでスロースイング
5球 9アイアンでフルショット
5球 ドライバーでフルショット
5球 ウェッジかアイアン(確認したい方)でフルショット
なんだかんだいって、当たりがいいと気持ちいいいし、悪いのが続くと、気持ちはよくないのは確かです。しかし、もうあまり気にならないようになりました(笑)スタートホールのティショットは、「フィニッシュをバランスよく取ること」しか考えていません。OB打ったら、その時はしょうがないという気持ちです。OB出さないようにと思っても、曲がるときは曲がりますから。。。
まとめ
みなさんの朝の練習はどんな風に過ごされますでしょうか?私は、準備運動と思っているだけで、人ぞれぞれ正解があると思います。みなさんも球の行方ではなく、別の目的を持って、朝の練習を行ってみてはいかがでしょうか?というお話でした。
上達は精神論、ガッツでいきましょう♪
★★テリーマン★★
1982年生まれ。将来エイジシュートに憧れる自称ゴルファー。ゴルフで生計を立てることが出来ないため、サラリーマンをやっている。飛距離はなく、安定タイプのゴルファー。いつかはどっぷり競技ゴルフにチャレンジしたい。ベストスコア71。初級者・中級者に向けた情報をブログで発信することでゴルフのモチベーションを維持している。
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