こんにちは。テリーマンです。みなさんに質問ですが、ゴルフのバイブルをお持ちでしょうか?
私がゴルフを始めた頃は、youtubeなんて無かったし、インターネットで調べ物をするという事も今ほど行われていなかったと思います。練習するにあたっては、先輩に教えてもらうか、ゴルフ雑誌や書籍を購入して勉強する。といった具合でした。私はゴルフを始めた後に、買った本がありまして、それを参考に練習に取り組んでおりました。
私のゴルフ書籍のバイブル
宮里藍ちゃんの父、優さんが著者であるこの本。初回発行日が2010年12月となっておりますので、ゴルフを始めて5,6年後に購入したものと思われます。以来、何冊かゴルフの本を買っていますが、この本だけは、自分のバイブルであり、今でも大事にとっています。今後もこの本だけは、捨てずに保管しようと思っています。
宮里藍は、みなさんご存知だと思いますが、アマチュア時代にプロトーナメントで優勝。史上初の高校生女子プロゴルファーとなりました。その後も日本ツアーで活躍後、アメリカツアーに進出、スランプなどありましたが、世界ランキング1位まで登りつめたスーパースターでございます。今の20代前半の女子プロゴルファーは、宮里藍に憧れてゴルフを始めた人を多いと言われています。宮里藍が、活躍し始めた頃がちょうど私がゴルフを始めた頃であります。宮里藍をきっかけにゴルフを始めた訳ではありませんが、毎週のようにゴルフ中継で見ておりましたので、大ファンの一人です。
藍ちゃんのスイング覚えていますか?最近ゴルフを始められた方は、藍ちゃんのスイングを見たことない方もいらっしゃるかと思いますので、ぜひyoutubeで見てみてください。非常にゆったりとしてスイングテンポです。プロのように、バックスイングから速いテンポでスイングするというのもカッコいいものですが、私としては、アマチュアは、藍ちゃんのようにゆっくりとしたテンポでスイングをした方が、いい結果になりやすいのではないかと考えております。
スイングの特徴
本にも紹介されておりますが、藍ちゃんのスイングの特徴を2つ挙げます。
1.ゆっくりテイクバック
2.等速スイング
これで藍ちゃんは世界を制したのです。みなさん、シンプルに考えてみてください。私たちのようなアマチュアの場合は特にそうですが、ゆっくり振った方がボール当たり易いと思いませんか?ゆっくり振った方がミート率高くなると思いませんか?
例えば、ダーツを思い浮かべてみてください。狙ったところに投げる際に、全力でダーツを投げますか?肩や肘の力を抜いて、よーく狙ってゆっくり投げますよね?それと同じだと思うんです。ゴルフも狙ったところにボールを打つ、転がすスポーツです。飛距離がアドバンテージなのは間違いありませんが、それよりも「狙ったところに打つ」ことが優先なのです。
でもですね、ゴルフのスイングにおいて、ゆっくりスイングする。等速でスイングする。というのは極めて難しいんです。なぜかというと、「飛ばしたい」という欲求に勝てないから。「飛ばしたい」という欲求。これはとてつもない魔物なんです。魔物はさておき、藍ちゃんのスイングの特徴2点について私なりにお話ししたいと思います。
①ゆっくりテイクバック
みなさん、あれこれ考える前に、まずは、ゆっくりテークバックしてみましょう。手先からテイクバックする方は、ゆっくりテイクバックが出来ないと思います。ゆっくりテイクバックで必要なのは上半身の捻転です。「出来るだけ後ろの人にタッチするドリル」を試してみて下さい。これくらい上半身を使うということが分かれば、手先でテイクバックせずに、ゆっくり体全体でテイクバックが出来るようになるはずです。これだけ上半身が使えれば、手、腕ってほとんど動かさなくていいとさえ思います。
②等速スイング
等速スイングで一番難しいのは、切り返し以降です。テイクバックがゆっくりできるようになったとしても、私たちアマチュアは、切り返しから一気に力が入って、「フンッ!」と振ってしまいます。繰り返しになりますが、ダーツを投げるとき、「フンッ!」て力を入れて投げますか?多くの方がリラックスした状態でダーツを投げると思います。一時期youtubeで、「スロースイング」っていうのが流行りました。私は、スロースイングはとってもいい練習方法だと思います。等速スイングと非常に似たスイング理論です。私も素振りでスロースイングを取り入れました。
振り幅は、フルショットの振り幅。つまりアドレスから、フィニッシュまで行きます。それを始動からフィニッシュまで同じ速さで振っていきます。
もっと詳しく調べてみたい方はyoutubeで調べてみて下さい。たくさん出て来ますので。私はこれを3段階の速さで、振れるように練習しました。
テンポ1 7Iでキャリー 10ヤードほど
テンポ2 7Iでキャリー 30ヤードほど
テンポ3 7Iでキャリー100ヤードほど
振り幅はフルショットで、あくまでもスイングのテンポを変えるだけです。テンポ1が一番、きついです。ゆっくり振れば振るほど、体を使います。素振りでもいいので、これを何度も何度も繰り返し行ってください。そのあとに、いつものフルショットでボールを打ってみて下さい。きっと新しい発見がおありますよ♪
おわりに
この本には、「ゆっくり」「等速」の他にも、100ヤード以内の重要性、PWでの30ヤードハーフショットの重要性が書かれています。フルショットばかり練習するのは、実は遠回りなのかもしれません。小さなことからコツコツと。上達は精神論、ガッツでいきましょう♪
★★テリーマン★★
1982年生まれ。将来エイジシュートに憧れる自称ゴルファー。ゴルフで生計を立てることが出来ないため、サラリーマンをやっている。飛距離はなく、安定タイプのゴルファー。いつかはどっぷり競技ゴルフにチャレンジしたい。ベストスコア70。初級者・中級者に向けた情報をブログで発信することでゴルフのモチベーションを維持している。
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